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@jumpei_ikegami

技術書典6で『非エンジニアのためのJavaScript』という同人誌を頒布しました #技術書典 #非エンジニアのためのJavaScript

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こんにちは、gami(@jumpei_ikegami)と申します。 2019/4/14(土)に開催された技術書典6で、『非エンジニアのためのJavaScript』という本を頒布しました。 技術書典のサークル参加は前回に引き続き2回目でしたが、前回の『完全SIer脱出マニュアル』とはターゲット層をガラッと変えた本を出したので、結果どうだったかなどを振り返ってみようと思います。

どんな本を出したか?

『非エンジニアのためのJavaScript』という本を1部500円で頒布しました。

マーケティングやバックオフィスなど、非エンジニア職種の方が担う業務でもJavaScript書けた方がいいケースってたくさんあるよなあと常々思っていたので、それを支援するための内容をまとめたものです。

JavaScript自体の入門書はたくさんあるのですが、「結局どう仕事の役に立つの?」ということにめちゃくちゃフォーカスして書いています。 また、つまらない文法説明などをすっ飛ばしていきなりブックマークレットを作り出すのも特徴です。

詳しくは、技術書典前に書いた以下のブログに記載があります。

jumpei-ikegami.hatenablog.com

技術書典当日

当日の様子をTweetとともにざっくり振り返ります。

被チェック数と印刷部数

当日朝のサークル被チェック数は287でした。 少なくとも287人が、サークル「しがないラジオ」に興味を持ってくれていたことになります。

今回は、相方のzuckeyさんとは別の本を執筆し、それぞれ新刊として頒布しました。 前回の『完全SIer脱出マニュアル』はタイトルの話題性もあって当日だけで500部というバケモノのような売上をあげているのですが、『非エンジニアのためのJavaScript』はテーマ的に野良で売れる部数は減るだろうと予想し、物理本200部を持ち込みました。

売り切れた場合に備えて、ダウンロードカードも500枚持っていきました。 物理本にもダウンロードカードを添付して売ったので、合計500人分の残弾がある計算でした。

設営完了

設営完了時の様子です。写真に写っている人は相方のzuckeyさんです。 新刊が2種類あると、それだけでかなりのスペースが圧迫されて大変でした。

物理本完売

15:45頃に、物理本200部が完売しました。

『完全SIer脱出マニュアル』のときは開始1時間で200部が全て飛んでいったので、開始約5時間後の完売は前回と比較するとだいぶスローペースでした。

技術書典終了時

最終的には、以下の売上でした。

  • 物理本: 約200部
  • ダウンロードカード: 約30枚

ブース撤去後は、前回と同様に非公式アフターに参加してきました。 サークル主コミュニティの熱気は、相変わらずすごい。

techbook-and-ethanol.connpass.com

なお、技術書典にサークル参加するってどうやるの?みたいな話は、以下のブログ記事に死ぬほど詳しく書いたのでこちらをご覧ください。

jumpei-ikegami.hatenablog.com

反響は?

本を出すときは毎回、後から反響を追えるようにハッシュタグを作っています。

twitter.com

今回、『非エンジニアのためのJavaScript』の読者層は、Twitter大好きエンジニアではなく、非エンジニアの方々です。 それもあってか、Twitterでの反響はそこまでたくさんはありませんでした。

ただし、知り合いエンジニアが会社の非エンジニアさんに布教してくれたことで、その人づてに「実際に業務でJavaScript使い始めました!」みたいなケースもポツポツ聞こえてきています。

会ったこともない人の仕事をちょっと楽しいものに変えられたとしたら、これこそがアウトプットの醍醐味だなあと思います。 めっちゃ嬉しい。

非エンジニアのための本を技術書典で出すことについて

今回、技術書典の中ではそこそこ珍しく、「非エンジニア」のための本を頒布しました。 技術書典に来る人はほとんど技術者だと思うので、その意味ではかなりニッチ戦略です。

一応、物理本は200部すべて完売しましたが、売れ方としてはかなりスローペースでした。 相方のzuckeyさんが出した『チーム開発1年目の教科書』の方が、売れ行きとしては良かったです。

booth.pm

200部売れればええやんという感じですが、僕はしがないラジオというPodcastをやっていて2,000人くらいリスナーさんがいるので、だいぶそこに助けられた分が大きかったです。 普通に戦ったら、非エンジニア向けの本は売上としては結構厳しくなるんじゃないかなあと思います。

もちろん、技術書典という「大いなる締め切り」を活用して本の形でまとまったアウトプットができたのはとても良かったです。 また、技術書典というお祭りに参加すること自体が目的の半分で、その参加チケットが「新刊を書くこと」という感じなので、その意味では十分に楽しめて大成功でした。

裏話

今回の技術書典6は、ある事情によって実はそんなに本気出せてなかった感があります。 それもあって、1,000円ではなく500円という弱気の値段設定でした。

事情というのは、『完全SIer脱出マニュアル』の商業化です。 実は、前回の技術書典5で頒布した『完全SIer脱出マニュアル』が、C&R研究所さんの力を借りて商業出版されることになりました。

完全SIer脱出マニュアル

完全SIer脱出マニュアル

元々の原稿は同人誌版のものがあるといっても、そこから2章ほど加筆したり、全体的にわかりやすく書き直したり、それなりの時間を使う必要がありました。 その一応の締め切りが3月中だったので、今回はそれと並行しての執筆作業をしていました。 普通にゲームしてたりしたので死ぬほど忙しいということはありませんでしたが、3月はほぼ毎週末を執筆作業で潰してました。 ちなみに3月中という〆切は少しブッチしましたw

余談ですが、本を書いていると、自分の中に蓄積された知識の浅さや陳腐さみたいなものと半強制的に向き合わなければならなくなります。 それもあって、最近は読書したい欲求が高まっています。 世の中の本を書いている全ての人、マジですごい。

『非エンジニアのためのJavaScript』の今後

マーケティングやバックオフィスなど、非エンジニア職種の方が担う業務でもJavaScript書けた方がいいケースってたくさんあるよなあ」という思いは、今回の同人誌では全然解消されていません。 この本を読んだだけで、JavaScriptが業務上のあらゆるシーンで自由に使えるようになるとは到底思えないからです。

実際には、Web上の記事や動画コンテンツのような形で、JavaScriptの基礎知識や簡単なワークを長期的に貯めていく必要があると感じています。 書籍版でなんとなく感覚はつかめた感じがあるので、今年の夏くらいまでには別の媒体で『非エンジニアのためのJavaScript』を公開し、メディアミックス展開ができると楽しいなあと画策しています。

がんばれ、令和の自分!

以上です。 『非エンジニアのためのJavaScript』は以下のURLからPDF版の購入が可能です。 まだ購入してない人は、ぜひ目次だけでも見てみてください!

booth.pm

「エンジニア転職の今〜転職ブログと本音〜 Engineer Next Lab #4」で最近のエンジニア転職について学んできた

こんにちは、gamiと申します。 ポッドキャストしがないラジオ」の配信をしたり、「完全SIer脱出マニュアル」という刺されそうなタイトルの本を出しています。

2019年4月25日(木)に、Findyさん主催の「エンジニア転職の今〜転職ブログと本音〜 Engineer Next Lab #4」というイベントに参加してきました。

findy.connpass.com

モデレーターであるFindyの筋肉CTOこと「まさたん」さんは、以前しがないラジオにゲストで出ていただいたこともあります。

shiganai.org

また、「こにふぁー」さんは、yomefmというポッドキャストを配信しており、リスナーとして知っていました。

yomefm.github.io

ばんくし」さんもTwitterで有名人なので、ほぼミーハー心を満たすことをモチベーションに参加しました。

セッションのメモ

(セッションは、ブログには書けない内容も話していたので、以下のメモは一部内容がカットされていますw)

パネルディスカッション「エンジニア転職の今 ~ブログ記事と本音〜」

自己紹介

  • こにふぁーさん
    • 転職ブログはあんまり書いてない
  • ばんくしさん
    • この中で一番フォロワーが多いです(イキり)

会場への質問

  • 転職活動してる人は?
    • 4割くらい
  • 転職ブログを書いたことがある人は?
    • 数名

過去の転職活動の軸

  • これまでの軸(こにふぁー)
    • 1社目
      • 給料が結構高かった
      • お金は貰えても、つまらなくなってきた
    • 2社目
      • 年収を下げて楽しい仕事に振り切った
      • 人が少ない
        • 技術的には成長しにくかった
      • CtoC
      • だんだんお金が無くなってきて、お金も加味するようにした
    • 3社目: Quipper
      • 大きめの会社で、技術的に成長
    • 4社目: Kyash
      • 直感で決めた
  • 結局、サービスに対する思い入れが大事(こにふぁー)
  • ライフプランに左右されている(ばんくし)
    • 1社目: SanSan
      • あまり人数がいなかった
      • 社内恋愛で奥さんを見つけた
        • 奥さんが鬱になってしまった
    • 2社目: Yahoo!
    • 3社目: エムスリー
      • マンションを書いたくなって、転職活動していた
  • 機械学習高専時代からやっているので、年数でいうと7年目とか(ばんくし)
    • 業界が長いので知見があり、年収を上げやすい
    • 機械学習で年収を上げるくらいの軸で、ライフプランに応じた転職をしてきた

転職活動の悩み事をどう解消してきたか?

  • 2社目を辞めるとき、それを切り出すに躊躇した(こにふぁー)
    • 友達や奥さんに相談し、「自分の人生だし」と決意した
    • Twitterの裏垢があり、嫌なことがあったら全て書いている
      • 良いことがあったとき、裏垢も見て公平にジャッジする
      • 各社の人事が欲しい情報が書いてあるのでは?w(ばんくし)
    • 常に、よく考えて決めている(こにふぁー)
  • 会社と合わないことがあったら悩む(ばんくし)
    • 業務の内容が一切Tweetできなくなると、強みを行かせないし楽しく仕事できない
    • どこまで自由に活動できるかは求人票にも書いてない、中の人に聞かないとわからない
    • 大量に会ってみて、一番いいところに決める
    • 合わない会社についてTweetすることはある?w(まさたん)
      • それをしないだけの社会性はあります(ばんくし)
  • もっと言うと、働いてみないとわからない(こにふぁー)
    • 今の会社も、「最初は業務委託で関わりたい」と言ったら快諾してくれた
    • まず働いてみるというのも、選択肢としてありになってきた
    • とりあえずフリーランスで関わってみるという人も、確かにいる(まさたん)

なぜ転職についてブログなどで発信しているのか?

  • ロールモデルがインターネット上にあってほしいから(ばんくし)
    • 表向きは、自分の技術力や年収や業界で検索したときに、検索結果にちゃんとロールモデルが出てきてほしい
    • 裏向きの理由としては、採用のためにやっている
      • 「今まではYahoo!の採用に関わっていたが、これからはエムスリーで最高のチームを作ります」と言うと、意外と受け入れられる
        • エムスリーに興味がある人が声をかけてくれるので、採用につながりやすい
  • 現職については結構書いている(こにふぁー)
    • 理由は、やはり採用に効くから
    • 逆に退職については書いていない
      • 感情が高ぶった状態で書くのが嫌だ
      • それをはてなブログで細部をつっこまれないように書くのが難しい
    • 入社ブログを書かないのは、すぐに辞める可能性があるのと、まだよく知らないから
    • 裏ブログは無いんですか?(まさたん)
      • 無いですw(こにふぁー)
  • はてブの的外れなコメントにムカつかないコツは?(まさたん)
    • 基本的には、はてブをあまり見ない(ばんくし)
      • 奥さんはよく自分のブログについたはてブを見て怒っていて可愛いなといつも思っているw
      • 見ないのが一番いい
    • 現職についてのブログは、会社の人のレビューもちゃんと受けている(こにふぁー)
      • はてブのコメントはリプライができないので辛い
      • Twitterは、会話できそうな人ならリプライを返すが、無理そうなら奥さんに愚痴るw

転職後ブログと今で感じる差分や変化は?

  • ネガティブな差分があるなら、転職してない(ばんくし)
    • Yahoo!などは批判を受けやすい会社だが、織り込み済みなので特に気にしてない
  • ポジティブな差分としては、「近くで働いてるから会おう」と言ってくれる人が増えること(ばんくし)
    • 確かに、良いつながりはできました(こにふぁー)

40代50代以降のキャリアプランについて想像してますか?(会場からの質問)

  • あまり考えていない(こにふぁー)
    • 世界旅行したいねーと嫁と話しているくらい
    • 技術でいくかマネジメントでいくかは、少し考える
      • 今はマネジメントに寄せている
  • 自分は、明確にある(ばんくし)
    • 尊敬するエンジニアが何人かいる
      • エムスリーの西場さん、メルカリのトガシさん、SanSanのシマさんなど
    • 開発、企画、運用など全てできるエンジニアになりたいと思っていて、それに向かって頑張っている

転職は何歳までできると思いますか?(会場からの質問)

  • マインド次第だと思う(まさたん)
    • ガツガツなんでも取り組むマインドが重要
    • Tech Leadなど役職やロールをきちんと持っている人の方が、転職しやすい印象はある
      • そうじゃないと、価値を出しにくい
  • エンジニアに限らない話でいうと、40代50代の人と一緒に働いていて、転職はできるという感覚はある(こにふぁー)
    • Droid KaigiにきていたGoogleのシニアなエンジニアは、現役でコードを書いていて、どこからでも声がかかりそう

年収を公開したあとの反応は?(会場からの質問)

  • もっとあげますとか、役職つけますという話があった(ばんくし)
    • 転職1日目に「CTOになりませんか?」という連絡が来たりするw
    • 自分のリサーチ不足だったなと反省はするが、そこはしょうがないと諦める

Twitter転職でカジュアルに希望年収を公開する人へのエールは?(会場からの質問)

  • 年収については、以下が全く相関しない(ばんくし)
    • 「自分の希望/会社の成長/この人はこのくらいもらってほしいという周りからの希望」
    • 自分のライフステージを加味して、それに応じた年収を出せるほど成長している会社を探せばいいと思う
      • 年収に関する周りからの意見は、無視すればいいと思う
    • 「儲かっている会社は、かなりの年収が出せる」という感覚がある
      • 確かに、儲かっている業界の方が年収を出しやすいという話はFindyでもよくしている(まさたん)
  • 今の会社に入るときに給与交渉しましたか?(こにふぁー)
    • しました(ばんくし)
    • 給与交渉は悩みどころの1つで、他の人がどのくらい貰っているかを知らないと難しい
      • 年収を公開している人は、そういう人の役に立っていると思う(こにふぁー)
      • ベンチャーに行く人は、「起業のファイナンス」を読んだ方がいい

今後転職をするときに考えた方がいいこと

  • 負い目を感じても、まずやることが大事(ばんくし)
    • 気になったら、話を聞きに行こう
    • カジュアル面談から選考に乗ってしまう恐れがあっても、あのGoogleでも1年たてばまた選考を受けられる
    • タイミングと自分の転職したい意志とが合ったときに、転職は発生する
    • 受かってから決めるのも大事
      • 受からないと、向こうからの評価はわからない
    • 自分の市場価値を見るだけでもやってみよう
  • 今考えていることを何かしら発信すると、いいことある(こにふぁー)
    • 採用する側としては、どういう人なのかを判断するとき、ブログがあるとすごく便利
    • 今やっていることを書いていくと、いつか転職するときに有利になるはず

「いろんな企業に転職してみて」 by Ubie株式会社 shirajiさん

自己紹介

  • しらじ
  • 5社経験してきた
    • 規模がバラバラ

Ubie

  • 来月で2年のスタートアップ
  • AI問診
  • Dr.Ubie

注意

  • あくまでも個人的な見解です

中規模の会社(100人くらい)をおすすめしたい人

  • 専門性を模索中
    • 幅広く経験を積みたい
  • ある程度の安定性とSO

大規模の会社(1,.000人くらい)をおすすめしたい人

  • アクセス数、データが圧倒的
    • チューニングしたい人、データを使って仕事したい人
  • 著名な人と働けるチャンスも
  • 新規事業や海外事業にチャレンジできるかも

大企業をおすすめしたい人

  • 圧倒的安定性
  • 年収、福利厚生
    • 仕事がそんなにできない人でも結構年収が上がる
  • 調整やマネジメントが得意
  • 世間の人からの見る目が変わる

スタートアップをおすすめしたい人

  • 突破力、自走力があり、当事者意識が強い
  • 臨機応変な対応が得意
  • 組織作りしたい
  • 一発当てたい

自分にとって何が重要か

  • 自分の場合は、「圧倒的な熱意を持った会社で働きたい」という思いがある

宣伝

  • Ubieでは、いろんないろんなポジションの人を募集しています!

www.wantedly.com

「転職するときに考えた2つの軸」 by ファインディ株式会社 kaacunさん

自己紹介

  • 大原和人
  • Findyのプロダクト開発を担当
  • サウナにハマっている

1社目入社

  • Webサービスが作りたい
  • ビジョンに共感し、某ネットメディア運営企業に入社
    • 「個人の時代が来る」という話に興味を持った
  • インフラ、DevOpsを3年
  • サービス開発、プロジェクトマネジメントを1年
  • 技術基盤グループを1.5年

転職を考え始めたきっかけ

  • インフラ改善系の仕事などが多くなってきた
    • 技術的負債の返済
  • 開発とビジネスの分断で、社内受託化してきた
    • 自分ごと化しにくい状況へ

考えたこと

  • 何に貢献したいのか?
    • わからないので、スタートアップで副業をやってみた
      • 不動産サービスの立ち上げ
        • 事業に興味を持てなかった
      • グルメサービス
        • クローズ...
      • 副業マッチングサービス
        • 「個人の支援」みたいなテーマに興味を持った
  • どう貢献したいのか?
    • 事業にコミットできるエンジニアになりたい
    • グロースハックやプロダクトマネージャーの盛り上がり
      • エンジニアが事業やプロダクトを見ていくのも重要になっていく
      • 「器用貧乏でなんでもやりたい人」

転職活動で意識していたこと

  • ビジョン
  • トップ層の技術理解
  • 開発の進め方
  • エンジニアのビジネスへの意識

Findyに入社した理由

  • 取り組みたいテーマにかなり近かった
    • 働き方を自由に
  • エンジニアドリブンな組織作りができそう

転職してみて

  • 良い会社だった
    • 技術へのリスペクト、ユーザ目線、働き方の柔軟性
  • プロダクトをマネジメントする難しさに直面
    • 一気に見る領域が増えた
    • 施策を考えるのと実行するのとでは、頭の使い方が全く違う
  • ユーザからのフィードバックが力になります

宣伝

  • Findyで一緒に働きませんか?

blog.findy.us

感想

エンジニア転職について、年収周りも含めてかなり生々しい話を聞くことができて、最高でした。 また、まさたんさんがたまにぶっこむ無茶振りが面白かったです。

Findyさんはエンジニア転職に関するイベントを定期的にやっているようなので、ぜひまた参加したいと思います!

findy.connpass.com

#技術書典 6で、『 #非エンジニアのためのJavaScript 』という本を出します

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こんにちは、gami(@jumpei_ikegami)と申します。 2019/4/14(土)に開催される技術書典6「く10」ブースで、『非エンジニアのためのJavaScript』という本を頒布します。

techbookfest.org

で、お前誰よ?

改めて、gami(@jumpei_ikegami)と申します。 仕事ではBtoB SaaSスタートアップのエンジニアとして、開発やテクニカル・サポートを担当しています。

また、趣味で「しがないラジオ」というTech系ポッドキャストを運営しています。 前回の技術書典5では、『完全SIer脱出マニュアル』という怪しいタイトルの本を頒布しました。

jumpei-ikegami.hatenablog.com

なぜこの本を書いたか?

プログラミングは、簡単に作業を自動化するための強力な手段です。 本来は、エンジニアに限らず誰でもプログラムを書けた方がいいはずです。 どんな職種であっても、単純作業を効率化することで、本来やるべき作業により集中できるようになるからです。 その方が、きっと仕事も楽しくなります。

しかし事実上、「プログラミング」はエンジニアたちのものに成り下がっています。 世の中のプログラミング入門書のほとんどは、「子供向け」でなければ、「エンジニアやその卵」に向けて書かれています。 デザインの領域では、『ノンデザイナーズ・デザインブック』という、非デザイナー向けの有名なデザイン入門書が あります。

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

プログラミングに関しても、「非エンジニアである大人」のための、仕事で使えるプログラミング入門書が必要なのではないか? この本は、そんな問題意識から執筆されたものです。

非エンジニアが最初に学ぶべきプログラミング言語は、JavaScriptが最適だと考えます。 そのため、『非エンジニアのためのJavaScript』という本を書きました

こんな人にオススメ

『非エンジニアのためのJavaScript』の想定読者は、以下のような人です。

  • プログラミングをしたことがない
  • 仕事上でできることを増やしたくて、プログラミングができれば何かできるような気がしている
    • 特に、メインの仕事に集中するために、細かい作業を効率化したいと考えている
    • ただし、プログラミングで何ができるかもよくわからない
  • できればプログラミングの勉強なんてしたくない

また、「会社の非エンジニアメンバーにプログラムを書かせたい」というエンジニアの方にもおすすめです。

この本で伝えたいこと

この本で伝えたいことは、主に3つです。

  • そもそもプログラムを書かなくても、一般的な自動化であれば実現できることが多い
  • JavaScriptを少し書くことで、特にブラウザ作業を簡単に効率化できる
  • プログラミングを学ぶことで、非エンジニアであってもキャリアのユニークさが増す

プログラミングを学び始めるというと、ついつい身構えてしまいます。 一からプログラミング言語の文法を学び始めるなど、遠回りしがちです。 しかし、エンジニアにジョブチェンジするのでなければ、 プログラムの恩恵を最短経路で得たいはずです。 そもそもプログラムを書かなくても実現できるのであれば、そっちの方がいいでしょう。

つまりこの本は「プログラミングを学ぶための本」というよりも、「明日からの仕事を楽しくするための本」です。

推しポイント

この本の推しポイントは、以下です。

  • 難しいJavaScriptの文法については、ほとんど解説しない
  • テキストエディタや、「コマンドを入力するための黒い画面」などの特別なソフトウェアは使わない
  • 「簡単なプログラムを書けるようになることで、日々の仕事がどう楽しくなるのか?」ということに重きを置く

また、この本を読むと、以下を知ることができます。

  • プログラムを書かずにできる業務効率化の例
  • プログラムを書くと何ができるか?
  • JavaScriptを使った便利なプログラムの例

もちろん、この本でJavaScriptの全てを理解することはできません。 しかし、「プログラミングとは何か?何ができるのか?」の一端に触れることはできるでしょう。

さいごに

技術書典6にいらっしゃる方は、ブース番号「く10」でぜひお会いしましょう! 参加できない方向けにも、boothでPDF版をオンライン販売します。 ぜひ、一冊お買い求めください!

エンジニアが銭湯と働き方について語り合うイベント、 #エンジニア銭湯 に行ってきた

こんにちは、gami(@jumpei_ikegami)と申します。

Techポッドキャストしがないラジオ」のパーソナリティや『完全SIer脱出マニュアル』の著者をしてます。

さて、2019年4月6日(土)に「#エンジニア銭湯」という、会場が銭湯の珍しいイベントに参加してきました。 メモを取ったので、雑に公開します。

イベント概要

イベントのテーマは「働き方について、銭湯で語り合いましょう」というものでした。

イベントの概要は以下をご覧ください。

tokyosento.com

会場

会場は、大崎にある銭湯の金春湯さんでした。

twitter.com

ガチの銭湯で開催される勉強会に参加するのは初めてでした。 クロークは脱衣所のロッカー。 熱い。

職場の問題かるた

最初は、登壇者の1人である沢渡あまねさんが作られた「職場の問題かるた」を参加者全員でやりました。 銭湯のロビーでやるのは狭いので、なんと脱衣所で開催。

かるたの札には職場の問題あるあるが書かれていて、戸松遥さんの勢いのある札読みボイスもあいまって、楽しく職場の問題について学ぶことができました。

LTとパネルディスカッション

その後、LTとパネルディスカッションがありました。 登壇者は以下でした。

  • 角屋文隆さん
    • 国内大手の光学・医療機器メーカーのエンジニア
    • 金春湯のご長男として銭湯の企画・マーケティング・Web運用を担当
  • 後藤大輔 さん
  • 沢渡あまね さん
    • あまねキャリア工房 代表
    • 株式会社なないろのはな 取締役
    • 『職場の問題地図』著者
    • 業務プロセス/オフィスコミュニケーション改善士
    • IT運用エバンジェリスト
  • 久保田裕也さん

詳細はconnpassから見られます。

connpass.com

以下、LTとパネルディスカッションのメモです。

角屋文隆さん

金春湯について

  • 銭湯ブーム
  • アメトークで品川区の銭湯が多数登場
    • 銭湯なのに温泉のところも
  • 金春湯、詰んだ?
    • 金春湯は、デジタルを武器に有名銭湯の仲間入りを狙う逆襲の銭湯である

銭湯について

  • 銭湯は心のリファクタリング
    • エンジニアにこそ、銭湯を勧めたい
  • ととのいフレームワーク「MVKS」
    • 以下を2-3セット回すと、整う
      • サウナ(S) 8-10分
      • 身体を流す
      • 水風呂(MV) 1-2分
      • 休憩(K) 5-10分

後藤大輔 さん

自己紹介

  • NTTデータ
    • 11年在籍
    • 炎上案件の火消しが得意
  • フリーランス
    • 経営コンサル、ITコンサル、監査
  • 株式会社東京銭湯の取締役

株式会社東京銭湯

  • 情報発信
    • TOKYO SENTO

tokyosento.com

  • 銭湯経営
    • 川口にある喜楽湯を運営
  • コミュニティづくり
    • 銭湯ファンが集まれる場づくり

働き方について

  • 人のルールと場のルール
    • その両者のルールを合わせていく必要がある
  • 場のルールの分類
    • 静的ルール
      • 固定のルール
    • 動的ルール
      • その場その場で動的に変わるルール
  • 銭湯のルール
    • 静的ルール
      • 料金、男女、出禁ルール
    • 動的ルール
      • 他の人と会話するかどうか?どう入浴するか?
  • 「自由」とは、「動的なルールを作ってもいい状態」
  • 銭湯とスーパー銭湯の比較
    • スーパー銭湯の方が静的ルールが多い
    • 常連さんしか行かなくなった銭湯も、静的ルールが増えていく
  • 番頭はクリエイティブな仕事
    • ルールの番人
  • 会社も同じ
    • 暗黙的にルール化しているものもある
    • ルールを作る側に回った方が楽しい
  • 「空気を読む」から「動的ルールを楽しむ」へ

沢渡あまねさん

自己紹介

  • 「業務デザインの発想法」2019年4月発売!
  • 「運用☆ちゃん」書籍版も発売されます!
  • 自分の思い
    • IT業界のフレームワークやカルチャーを活用して、組織の課題を解決したい
    • ITエンジニアが正しく活躍できる社会を創りたい

キーメッセージ

  • 生産性の高い状態 = 自分の勝ちパターンを実践できている状態
  • 満員電車やスーツは、悪気のない負けパターン
  • 銭湯で仕事したって、ダム側で仕事したって、ええやん

勝ちパターン

  • あなたにとってのダム際は何ですか?

久保田裕也さん「オトバンクがチャレンジする働き方の創造」

自己紹介

  • 売上ゼロ時代のオトバンクに入社
    • 創業者は、5年間出版社を巡ってお茶を飲んで「良い話聞いた」と言っていた
  • オトバンク
    • 日本最大級のオーディオブック配信サービスを運営

www.otobank.co.jp

audiobook.jp

オトバンクの働き方

  • いろんな社員がいる会社です
    • 元声優とか
  • オトバンクでやめたこと
    • 人をまとめることをやめた
    • 満員電車の通勤をやめた
      • あるとき、銀座線で飛び蹴りするサラリーマンを見た
        • 電車ってヤバい
      • 「満員電車禁止令」を始めたら、メディアに取り上げられた
    • 飲み会をやめた
      • 飲み会をやっても、ほとんどの人が遅れてくる
      • 飲み会を社内ランチ会に
    • 情報をクローズドにするのをやめた
    • 「開発」をやめた
      • 開発も企画も、ごった煮にしてオープン化した
    • 時間と場所を縛るのをやめた
      • CTOは釧路に住んでいる
    • 1つのキャリアに限定するのをやめた
      • 陸上部を創設
  • 働き方改革ではなく、働き方創造
    • 社員が仕事を自分事にできる
    • 働きやすい環境を自分で整えられる空気づくり
    • 評価制度も社員が考える
      • 毎月1on1して、目標に落とし込む
      • それをどう達成するかをマネージャーと話す
      • 6時間くらいの会議で、マネージャーがチームの評価を発表して議論する
    • トップダウンで働き方を決めない
  • 働き方のクリエイティビティが、サービスのクリエイティビティに繋がる

パネルディスカッション

テーマ

  • エンジニアが正しく活躍できる働き方

勝ちパターンについて

  • 営業時間外のサウナの中は、集中できる(角屋さん)
  • 会場のみなさんの勝ちパターンは?(後藤さん)
    • (色々なパターンが出てくる)

仕事ごっこについて

  • 世の中、仕事ごっこが多いと思う(沢渡さん)
    • フレックスなのに早く来て存在感をアピールしたり
    • ごっこかどうかは、ビジネスに直結するかどうかで決まる
    • 「確定申告はお遊戯会」
      • 優秀な役所の人は、書類の差し戻しとかやりたくない、もっと住民の課題を解決する仕事がしたい
      • 自分の本質的価値は何か?を常に問い続ける
  • 馬鹿なふりして、「これって何でやってるんだっけ?」と聞くのが大事(久保田さん)
    • たとえば監査法人に怒られるからやっているという場合は、「一回監査法人と揉めてもらっていい?」と言う
      • 全部オンラインで完結するように、監査法人を説得したり
    • 努力せずに死ぬほど儲けるのが、一番良い
  • 複数の役割があると、仕事ごっこが無くなるのでは?(沢渡さん)
    • 自分の会社でも、「パートナーさんより先に帰るわけにはいけない」ということがある(角屋さん)
      • でも、銭湯の仕事やっている方が楽しいw
    • 自分は意図的に複数の仕事をやっている(後藤さん)
      • ある仕事で別の仕事を長期間休んでも、意外と問題なかったりする
      • 「本当に必要な仕事」がわかる
      • 会社にいると、やらなくてもいい仕事が増えることがある
    • この話、ダイバーシティの本質だと思う(沢渡さん)
  • エンジニアの価値の出し方は3つある(沢渡さん)
    • ふりかえりができる
    • 仕事ごっこをやめられる
      • はじめは意味があった仕事を、仕組みで解決する
    • 楽しさに素直になる
      • 楽しさは正義
  • 組織に対する安心感が重要(久保田さん)
    • 何をやっても、場に向かっていれば何でもやっていい状態を作る
    • 職種毎に、活躍の仕方は違う
  • 銭湯も、ダイバーシティの中で安心感を作るという点では、同じ(後藤さん)

感想

とりあえず、銭湯で勉強会をやるという体験は、新しかったです。 アットホームさが演出され、狭さ故の一体感がありました。

テーマとしても、レガシーな日本企業に蓄積された職場の問題や生産性の低い働き方について考える機会になって良かったです。 僕はもともと富士通という歴史の長い大企業にいたので、非常に懐かしさを感じました。 逆に言えば、もう生産性の低い働き方からは遠ざかってしまったので、今回のイベントのベストなターゲットユーザーではなかった感じもありました。

いまの僕はスタートアップに転職して、今回のイベントで出てきた「ルールを作る側に回る」とか「自分の勝ちパターンを実践できる」とか「働き方創造」などといったことも日々実践できています。 明らかに生産性も年収も上がりましたし、いまの方が圧倒的に楽しいです。

また、「満員電車に乗らない」とか「会社に行かずに仕事する」とか言うと「ぬるま湯かな?」という印象を抱く人が多いと思いますが、それは全くの誤解です。 「会社のルールを守っていればいい」という状態から、「自分の生産性を最大化する方法を自分で考えなければいけない」という試練を課されるわけです。 そっちの方が、よっぽど難しく、厳しく、熱く、クリエイティブで、楽しい営みだと感じます。

イベントのまとめは以上です。 エンジニア銭湯は定期的に開催されるらしいので、興味がある方は次回以降で参加すると良いと思います!

なお@kondoyukoさんが今回のイベント内容についてイラスト付きでまとめられていたので、ぜひこちらもご覧ください。

眼球の中にコンタクトレンズを埋め込むICL手術をして1ヶ月たった

こんにちは、gamiです。 2018年12月13日にICL手術を受けて1ヶ月以上がたちました。 周りの人の話を聞いても、レーシック経験者はそこそこいますが、ICL経験者はあまりいなさそうだったので、その結果や感想を書きます。

ICL手術とは?

視力回復のための手術の一種です。

視力を戻すための手術としてはレーシックが一番有名ですが、 私は後述する理由によりICLという珍しい手術を受けました。

ICL(Implantable Contact Lens)手術はその名の通り、眼球の表面を切って、 その隙間から眼の中にコンタクトレンズを挿入する手術です。 痛そうですね。

特に問題なければ何十年もコンタクトレンズを入れっぱなしにするので、「眼内永久コンタクトレンズ」とも呼ばれるそうです。

なお、眼内レンズ手術には入れる場所やレンズの種類によって「前房型」と「後房型」の2種類があります。

  • 前房型レンズ
  • 後房型レンズ

私は、より一般的で傷口が小さくて済む「後房型」の手術をしました。

なぜICL手術を受けたか?

私は視力が絶望的に悪く、小1から眼鏡をかけています。 手術前の視力は両目とも0.1未満で、コンタクトレンズの度数は右目が-9.00、左目が-6.00でした。 おまけに乱視付きです。

最初はICLの存在すら知らなかったので、普通にレーシックを受けるつもりでした。 いつレーシックしようかなーと思っていたところに、「自分の結婚式」という大きなイベントが舞い込んできたので、 なんとなく「結婚式は裸眼で出たいなあ」と思ってレーシックの検査を申し込みました。

病院は、知り合いがレーシックを受けた品川近視クリニックに行きました。 その人の紹介だと、5万円くらい安くなるとのことでした。

レーシックの検査を受けてみると、「視力が悪すぎてレーシックでは十分な視力回復は難しい」という旨のことを言われました。 その代替案として示されたのが、ICLでした。

レーシックは角膜をレーザーで削って屈折異常を矯正する手術方法です。 そのため、角膜のサイズで視力の矯正幅の上限が決まってしまいます。

一方、ICLは逆にレンズを足す手術なので、より強度の近視であっても矯正することができます。

ICL手術の結果

詳細な体験談は後に回すとして、結論を先に述べます。

良かったこと

当たり前ですが、視力が1.0付近まで回復しました。 20年以上、眼鏡かコンタクトレンズ無しでは生活できない状態だったので、朝起きて眼鏡をかけなくても目が見える体験は素晴らしいです。

もちろん、この点はICLでもレーシックでも変わらないと思います。

悪かったこと

手術前に説明を受けていましたが、照明などの強めの光を見るとその周りに光輪が見えるようになりました。 手術直後は結構気になりましたが、今は慣れたのでそこまで気になりません。

大変だったこと

一時的に大変だったことは、以下です。

  • 手術料金が高かった
    • 50万円くらいしました
  • 術後1週間は、目に水が入らないようにシャワー禁止だった
    • ドライシャンプーを買ってしのぎました
  • 手術で血管を切ったらしく、術後3週間くらい、右目の左半分が内出血で真っ赤だった
    • 会う人全員に説明しなければいけなくて大変でした

概要は以上です。 細かい体験談が気になる人は、以下も合わせてお読みください。

詳細な体験談

記憶の限り、ICL体験談を詳述します。

レーシックの検査まで

前述のように、最初はレーシック手術を受けるつもりでした。 品川近視クリニックには「1日レーシック」というプランがあります。 事前予約制で、たった1日で検査、カウンセリング、施術まですべて終えることができます。 私のような効率厨には最適なプランです。さっそく問い合わせをしました。

予約に際しては、事前に電話でヒアリングを受けます。 主なヒアリング内容は以下でした。

  • どの院で受けるか?
  • 生年月日
  • 電話番号
  • ローンをするかどうか

その後、1日レーシックの予約を取ります。

レーシックの検査

レーシックの検査に先立って、注意事項を伝えられました。

  • 料金はmin 15万円だが、検査結果に応じて変動する
  • 全体の5%の人は、検査の結果、施術が不可になることがある
    • 私もレーシック手術としては不可だったので、この5%に入っていたことになる?

検査当日は、一生分かと思うくらいたくさんの目の検査をしました。 視力、眼圧、眼球の各部分のサイズなどを詳細に調べます。 また、ベッドで横になった状態で、穴の空いたカップを眼球の上において液体で満たしたまま眼の中をグリグリチェックされたりしました。

最後に医者の診断がありました。 この日の検査で、予想外のことが2つありました。

  • レーシックができず、ICL手術になる
  • 小さな網膜剥離が見つかったので、視力回復の前にそちらの手術をする必要がある

網膜剥離とは、眼球の内側の網膜が剥がれてくる病気です。 近視が強い人は、眼球が前後に引っ張られるので、中央部分が破れて穴が空いてしまうことが多いようです。

網膜剥離の手術

幸い、少し穴が空いているくらいの軽度な網膜剥離だったので、その日のうちにレーザーで治療ができることになりました。 瞳孔を広げる目薬と麻酔の目薬を差して、普通の診察室っぽいところで手術しました。

ICLがメインのトピックなので詳細は割愛しますが、網膜剥離している部分の周りをビス留めするように、数十〜百数十発くらいのレーザーをガンガン打っていきます。 麻酔をしているとはいえ、連続でレーザーを打たれると鈍痛が酷くて涙が出てきます。

肝心のICL手術は、網膜剥離の術後1ヶ月検診で問題がなければ改めて実施することになりました。

ICL手術前

ICLの手術に先だった準備としては、以下が必要でした。

ICL手術当日

網膜剥離の手術から約1ヶ月後に、ICLの手術をしました。

検査

当日は、網膜剥離の術後検査、およびICL手術前の軽い検査をしました。 特に問題なかったので、ICLの手術をすることになりました。

支払い

手術前に、料金の支払いをしました。 50万円を超えていたので、手持ちのデビッドカードの上限金額を超えていて焦りました。 なんとかWebから上限を引き上げられたので良かったです。

ICL手術を受ける場合は、事前にクレジットカード等の上限金額を確認しましょう。

手術の準備

これまでの検査や網膜剥離の手術とは違って、入念に手術の準備をしました。

  • ロッカーに洋服以外のすべての荷物を預ける
  • 青い手術用キャップをかぶる
  • 手術エリアの部屋の片隅に置かれた一人用ソファで待たされる
    • その間、5分間に1回の頻度で、なんども繰り返し目薬を差される
      • 瞳孔を広げるやつと、麻酔用、消毒用など
      • ちゃんと瞳孔が広がっているかチェックされ、不十分だと目薬を再度差してさらに5分間待つ
    • トータルで30分以上はかかった気がする

十分に瞳孔が開いて麻酔が効いてきたら、手術室に通されます。

手術中

手術は、思ったよりもガチの手術室で、複数の医者や看護師の手で行われました。 また、全身麻酔ではないので、普通に意識もはっきりし、眼もそこそこ見える状態で手術をします。

  • 眼の周りを消毒する
    • ボトルに入った目薬を、湯水のように流して綺麗にする
  • 眼の周りだけが出るような布を顔の上に置き、テープで貼る
  • まぶたをテープで広げる
  • さらに、まぶたを強制的に開かせる器具を取り付ける
  • 光る顕微鏡みたいなものを目の前に設置され、その先を見続けるように言われる
  • 眼球の表面を切るタイミングは、痛みが無いのでよくわからない
    • たまに鈍い痛みはあるが、そんなに痛くない
  • 手術中は、常に眼球に水を吹きかけられ、定期的に目薬も差される
  • レンズを挿入した瞬間、突然眼が見えるようになる
    • 瞳孔が広がっているので完全には見えないが、明らかにわかる
  • 何らかの後処理をして、片目終了
    • 眼球なので、特に縫ったりはしない
  • 片目10分程度、全体で30分程度

手術直後

手術後も、手術前に座っていた一人用ソファに座らされます。 ソイジョイとお茶を渡され、お腹が空いていたら食べるように言われました。

しばらく休んでから、改めて軽く術後の診察をします。 私はこの時点で右目が内出血を起こして真っ赤になっていましたが、たまにあることのようで、問題ないと判断されました。

その後、以下を渡されます。

  • 目薬3種類
  • 内服薬
  • 保護用メガネ
  • 眼帯

保護用メガネをつけたまま、帰宅します。 まだ瞳孔が広がっているので手元は見えにくいですが、帰るには特に問題ないくらいの視力はありました。

ICL手術1週間後まで

手術の翌日には、術後1日後検診がありました。 術後2日後くらいまでは、内服薬をちょこちょこ飲まされました。

その他、術後1週間後までは以下の制限がありました。

  • 2〜3種類の目薬を各1日5回ほど差し続ける
  • 首から上のシャワー禁止
    • 目に水の中の雑菌が入ることを防ぐため、ドライシャンプーや濡れタオルでしのぎました
  • スポーツ禁止
  • 飲酒禁止
  • 常に保護用メガネを装着
  • 就寝時は、プラスチック製の眼帯を装着
    • 寝返りを打ったときに眼球を圧迫しないように

視力自体は、翌日には問題なく見えるようになりました。

右目は内出血が痛々しい感じでしたが、目薬を差したときに少し染みる程度で、痛みはあまりありませんでした。 角膜を削るレーシックの場合は結構痛む人もいるそうですが、ICLは眼球を3mm程度切るだけなので、痛みが少ないのかもしれません。

術後1週間が経過したときも、改めて検診に行きました。

ICL手術1ヶ月後まで

1週間が経過すると、保護用眼鏡も不要になり、軽いスポーツや飲酒もOKになります。 目薬だけは、1日5回差し続ける必要がありました。

全体のスケジュール

私の場合のスケジュールは以下でした。

日付 内容
2018/10/18 1日レーシックの予約
2018/11/08 レーシックの検査&網膜剥離の手術
2018/11/15 網膜剥離術後1週間検診
2018/12/13 ICL手術
2018/12/14 ICL術後1日後検診
2018/12/20 ICL術後1週間後検診
2019/01/15 ICL術後1ヶ月後検診
2019/03/13 ICL術後3ヶ月後検診

一般的な、レーシックとICLとの違い

手術の説明を受ける中で、レーシックとICLの違いに詳しくなったので書きます。

レーシック

  • 料金は比較的安い
    • 10〜30万円程度
  • 角膜を削るので、不可逆
  • 術後の入浴や飲酒に関する制限が緩い
    • 基本的には、翌日から可能
  • 乱視の矯正も可能

ICL

  • 料金が高い
    • 50万円程度
  • レンズを後から抜くこともできるので、可逆
    • レンジが合わない場合に後から交換することも可能
  • 術後の入浴や飲酒に関する制限が厳しい
    • 術後1週間はシャワー禁止など
  • 乱視の矯正ができない
    • 後房型レンズは回転する可能性があるので、乱視矯正ができない
    • 乱視を矯正したい場合は、術後3〜6ヶ月後以降に、乱視だけレーシックで矯正することも可能

共通点

  • 光の見え方に違和感を感じる現象(ハローグレアなど)は、どちらにせよ発生リスクがある模様
  • 他にも、感染症や医療ミスなどのリスクははゼロではない

まとめ

基本的には、レーシックで直せるレベルの視力の人は、手術例も多いレーシックをするのがいいと思います。 ただしレーシックが難しい場合でも、お金さえ用意できれば、ICLの手術も選択肢に入れるのは十分にありだと感じました。

「眼球を切ってレンズを入れる」という手術内容だけを聞くと恐ろしいように感じますが、私の場合は痛みもあまり無く、また可逆であるという意味ではレーシックよりもリスクが低い側面もあります。

もし全てのリスクを承知した上で、レーシックやICLに興味がある方がいたら、私の紹介だと品川近視クリニックで数万円安く手術ができるので、ぜひTwitter DMなどでお気軽にご連絡ください(宣伝)

ノー眼鏡&コンタクトライフは超快適です!

AWSは色々な業界のスタートアップでどう使われているのか?X-Tech JAWS 第6回 イベントログ

こんにちは、しがないラジオのgamiです。

今回は弊社プレイドの同僚が登壇すると聞いて、X-Tech JAWSというイベントに行ってきました。

xtechjaws.doorkeeper.jp

AWS初心者で、JAWS-UGのイベントもX-Tech JAWSも初参加というアウェー戦ですが、せっかく参加したのでイベントのログを公開します。

JAWS-UGとは?

AWSの日本ユーザーグループです。

jaws-ug.jp

X-Tech JAWSとは?

FinTech、MediTech、AdTech、EdTech、LegalTechなど、X-Tech業界を集めてAWSに関する情報共有を行うコミュニティのようです。

xtechjaws.doorkeeper.jp

AWSという共通のテーマを通じて、異業種間の交流を促進することを目的に運営されているとのこと。 何かしらの共通の話題があると、全然違う事業をやっている人たちでもコミュニティが形成されるというのはすごく面白いと思います。

登壇メモ

X-Tech JAWSの説明を除くと、合計5つのセッションがありました。

Session0:『X-Tech JAWSの紹介』

X-Tech JAWS運営メンバー 吉江 瞬

X-Tech JAWS立ち上げの経緯

  • 「FinTech系勉強会はあるけど、他の業界はどうなの?」
  • 業界を固定しない、AWSを使ったサービスの話を聴ける場所があれば面白いんじゃないか?

X-Techとは?

  • 「洗練されたITをコアとして、その業界では新参者である企業が、今までにない価値や仕組みを提供する動向」
  • 「クロステック(xTech)」ではなく「エクステック(X-Tech)」

最近のX-Tech業界

  • 各業界のカオスマップを紹介

X-Tech JAWSとは?

  • 3ヶ月に1回
  • Amazon Chimeを使って配信
  • 登壇依頼先の選定
    • AWSを使っている
      • 企業のサイトをCMANに入れてdigって調べている
    • 技術と無縁そうだからこそ輝く業界
  • TechとBizの両方を聴くことができる
  • ASCIIさんに専用ページがある

https://ascii.jp/jaws-ug/

Session1:『スマートニュースにおけるニュースパイプラインの進化』

スマートニュース株式会社 真幡康徳

自己紹介

  • ニュース配信チームのソフトウェアエンジニア
  • ややインフラ寄り
  • 一児の父
  • Courseraのコースをひとつ終了した

SmartNewsについて

  • 全世界で3,500万人がダウンロードするニュースサービス
  • US版もある
  • スマートビューでサクサクニュースが見られる

創業期

  • 創業者の浜本さんが漫画喫茶にこもって書いていた
  • API/On-memory DB/Indexer/Crawler/Analyzer
    • これ以上なくモノリシック

近代

  • 携帯アプリ/検索エンジン/インターネット
    • 右側は、オフライン(記事が反映されるまで時間がかかってもいい)
    • 左側は、オンライン処理

オフライン処理

  • ニュース記事のクロール
    • ポピュラリティ分析
      • バズっているかどうか?
    • 国籍/言語判定
      • 記事がどこの国や言語で読まれているか?
  • ニュース記事の解析
    • 機械学習で記事のカテゴリ判定
      • 政治?スポーツ?
    • 固有表現抽出
      • 人名、地名etc...

オンライン処理

  • アプリと直接やりとり
  • 処理速度がめっちゃ大事
  • 1日四回の明確なピークタイム(朝/昼/夕/夜のプッシュ通知)
    • 大体はScale Out可能にする
    • 大体はキャッシュ可能にする

オンライン/オフライン共通

  • EC2は全てASG管理
    • 部分的にECSも導入
  • メトリクス
    • Datadog
    • 一部、PagerDuty連携
  • New Relicでパフォーマンス監視
    • メソッド単位で見たい場合など
    • それ用の小規模ASG
      • まず、そこだけデプロイして、パフォーマンス計測をする
        • ライセンス料が高いので、あんまり入れたくないのが理由
      • 問題なければ、大規模なASGにデプロイ

現代

  • ビデオ機能が追加されたことが理由
    • 現時点では、iOSのみ
  • なるべく既存システムを活かす

Amazon SageMaker

  • 機械学習プラットフォーム
    • 動画専用のカテゴリ分類機能を構築するために利用
  • US Engineeringチームが管理
  • エンドポイントのオートスケール
  • モデル更新がシームレス

Elasticserch Service

  • Cloud Searchの限界
    • 今後AWS的にどうなるか不安
      • What's newが2015年で止まっている...
  • NewsとVideoでリスクを分散したい
  • Newsアーキテクチャ刷新の試金石

UGC動画収集

  • Twitterの動画が多い
  • Twitter Search -> Spark Streaming with EMR -> 動画解析機 -(N枚の画像)> Google Cloud Visiton API
    • Googleは、画像処理周りが圧倒的に強かった
    • たとえば、ゲーム実況動画の画像を渡すと、ゲームタイトルまで返してくれる

会社自慢

  • 海外自主渡航制度
    • 用事がなくても、半年に1回、海外で1週間働ける
  • 自社イベントスペース
  • 毎月マッサージを受けられる
  • 英語学習サポート
  • SmartKitchen
    • 無料ランチ
  • 地球珈琲

smartnews.workable.com

Q&A

  • クーポンやテレビCMで変わったことは?
    • 圧倒的にユーザー数は増えて、Scale Outする数も多くなった
  • 監視は、Datadog、PagerDuty、NewRelic以外で何を使っているか?

Session2:『秒間4万イベントのプロダクトを支える裏側とは(仮)』

株式会社プレイド 徳永貴大

自己紹介

  • 楽天のアプリケーションエンジニア
  • プレイドの3人目SRE

KARTEについて

  • KARTEを知っている人?
    • (2割程度)
  • CX Plarform
    • サイトに来ているユーザーを可視化
  • StatelessなHTTPに、Statefullなユーザーレイヤーを追加したい
  • 実績
    • 秒間最大45,000イベント
    • 解析時間0.x秒

KARTEに求められるもの

  • クライアントのサービスの一部になるので、落とせない
  • req/resの一部となるので、リアルタイム解析
  • 大量のリクエストを全て解析する処理能力

マルチクラウド

なぜマルチクラウドになったのか?

  • 最初はAWSのみだった
  • 次第に一部をGCPに置き換え
    • EC2からBigtableに書き込むと、コスト増
    • 同様の機能をGCPにも構築し、両方にアクセスを振り分け

実際の障害ケーススタディ

  • 2018/7/18にGCPで大規模な障害
    • 1時間くらい、GCPのバランサーが落ちた
    • Pokemon GO、メルカリ、Abema TVなどが使えなくなった
  • 普段はGCP:AWS = 8:2で名前解決
    • SlackコマンドでAWS 10割に変更
    • 10min以内にサービス復旧

まとめ

  • マルチクラウド
    • 柔軟なサービスづくりができる
    • プロバイダー間通信に注意
      • コスト
      • VPNが詰まるとか
    • 障害に強い

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  • エンジニア募集中です!

www.wantedly.com

Q&A

  • データ量が多いので、オンプレを検討したことは?
    • まだそのようなフェーズではない認識
    • SREを3人でやっているので、リソース的にも難しい
  • マルチクラウドでプロヴィジョンをどうしているか?
    • PackerやTerraformなどを使っている
    • デプロイはSpinnaker
  • Azureという選択肢はどうですか?
    • 正直、検討していない
      • 初期はAWSが流行っていた
    • GCPを選んだ理由は、BigTable
      • そこにつなぐインフラとして、GCPを使っている
  • ネットワークレイテンシを小さくする工夫は?
    • 東京に近くてサービスが充実しているリージョンを選ぶなどしている

障害は必ず起きる

  • 2017/3: S3が3時間ダウン
  • 2016/10/13: GCPのLBが2hダウン
  • 対策
    • リアルタイム解析に関わる重要な部分は、なるべく複数プロバイダーで動かすように

Session3:『OWNERSを支えるサーバーレスアーキテクチャと、ukkaにおけるAWSの使い方』

株式会社ukka 植本 裕紀

自己紹介

  • ukkaの1人目社員
  • TechLead
  • 京都から東京に引っ越し

ukka

  • 「100年後に続く食と農のあるべき形を創る」
    • 農家さんの前でプレゼンしたり
  • 生産者側の課題
    • 誰が食べているかわからない
    • 売値が安い
    • 収入が安定しない
    • いくらで売れるかわからない
    • 質の高いものを作っても市場に出せない
      • 見た目のために味を捨てていたり
    • 規格と違う品は捨てられてしまう

OWNERS

owner-style.com

  • 生産者が作る希少食材に対して、一口オーナーとして登録し予約注文
  • 収穫された食材が最も美味しいタイミングで直接届く
  • 解決すること
    • 生産者
      • 価格決定権を持てる
      • キャッシュフローの改善
      • 事前登録型で計画生産
      • 定常的なファンづくり
    • 消費者
      • 特別な食材を予約注文
      • 最も美味しい時期に生産者直送
      • コミュニケーションで繋がる
      • 現地への体験にも参加できる
    • 「消費者ではなく当事者を作りたい」

フルリニューアル

ローカル環境をDocker化

  • 人のスケールのため
  • docker-compose up -dで全て立ち上がるようにした

デプロイ

  • 絶対に人の手でデプロイしないという強いお気持ち
    • 何度もデプロイをすることがあると、すごく時間がかかる
  • developへマージ -> staging環境へ
  • master -> production環境へ
  • Circle CIもローカルでも同じDocker環境
    • コケたら手元で検証できる

Lambdaの運用

  • Webサービス本体は1Lambdaで運用
  • 移行してどう?
    • API Gatewayはバイナリデータの扱いが苦手
    • staticなものはCloudFront + S3
    • アップロードはフロントから直接S3へ
    • 安い!
      • $100 -> $0

DynamoDBの運用

  • フルDynamoDB
    • 100テーブルほど
  • On-demand Capacityが発表されて、速攻で使った
    • キャパシティチューニングから解放された!
    • 安い!
      • $160 -> $26
      • 余裕を持って設定していた分を節約

Athenaの運用

  • マーケターが、SQL書きたいと言ってきた
    • DynamoDBなんですけど...
  • Glueからフルスキャンして、ETL JobでjsonをS3へ
  • Athenaでクエリを書けるように
  • AWSコンソールからぽちぽちしたら、実装無しでできた!
  • 使ってみてどう? -BQも良いがAthenaも十分早い
    • 安い
    • Glueが$100/month

AWSでサーバーレスやるときの注意

  • Lambdaの同時実行数上限は1,000
    • 申請が必要

宣伝

  • 全職種募集しています!

www.wantedly.com

Q&A

  • On-demand Capacityを導入する前はどうしていた?
    • 月に1回くらい、手動でチューニングしていた
    • 明確なピークが無い
  • OWNERSは、ECとSNSを合わせたようなサービス?
    • 生産者と消費者を直接つなぐプラットフォーム
    • 確かに、生産者から情報を投稿できる「手作り日誌」という機能など、相互にやりとりできる機能はある
  • ITリテラシーが高くない人たちを相手にしていることの苦労は?
    • IEを使われているのが辛いw
    • 生産者パートナーというサポートメンバーがいる
      • 機能の説明で苦労をすることは多いらしい
  • ライティングやコンテンツ作りに力を入れているが、どのようにしているのか?
    • 社員自身が取材をするパターンもあるし、ライターさんが書いてくれるケースもある
    • ゆくゆくは、FR(Farmer Relationer)を増やして、ネットワークを作っていきたい

Session4-1: 『LegalForceの開発秘話、裏側を一挙お見せします』

株式会社LegalForce 時武佑太(最高技術責任者)

自己紹介

LegalForce

legalforce.co.jp

  • 契約書をAIでサポート
  • 契約書のチェック
    • これまで
      • 紙に印刷して、見ていく
      • 「弁護士でも、契約書のリスクを35%見逃してしまう」
    • LegalForce
      • ファイルをアップロードすると、自動で抜け漏れや欠落条項をアラート
  • チーム編成
    • CEOとCOOが弁護士
    • Matzが技術顧問

LegalForceの開発エピソード

  • 最初は、コミュニケーションツールを作ろうとしていた
    • チャット+契約書+コメント
    • 解決したかった課題
      • 社内の契約書レビューに時間がかかる
      • 先方との契約書やり取りに時間がかかる
  • なぜやめたか?
    • ユーザー理解が甘かった
      • 法務部の人が使っているメールとWordの両方を代替できないと厳しかった
      • Google Docsを再発明する必要がある...?
  • レビュー支援に舵を切った
  • 2つの機能
    • 契約書検査機能
      • レビューが必要になりそうな場所を、社内ポリシーに合わせて指摘
    • 類似条文検索機能
      • 過去に使用した条文をさっと検索できる
  • プラスαのツールへ
  • 新機能
    • Wordアドインの提供

アーキテクチャ

  • CloudFrontでフロントのSPAを配信
  • APIはFargate
  • デプロイ周り
    • Circle CI
      • Dcokerイメージ作成
      • ECRにイメージ登録
      • ECSのタスク改定
  • Fargete
    • ホストサーバーを気にする必要がないのは楽
    • CPUコア数、メモリ容量を細かく指定できる
    • 高いことがデメリットだったが、50%も安くなったらしい
    • ログ周り

まとめ

  • ユーザーニーズについての認識合わせは、考えている以上に綿密に!
  • プラスαのツールになることで、居場所ができた
  • Fargateおすすめです!

Session4-2: 『AIは働き方を帰るのか 「AIaaS」が面白い理由』

川戸崇志(事業開発)

自己紹介

  • 事業開発の責任者
  • 前職はマッキンゼーで戦略策定からコスト削減まで
    • 日本の働き方の非効率さを強烈に実感

働いても、働いても、お金にならない

  • 1990年にはドイツと生産性が同じだったが、今では...
  • 製造業は健闘しているが、オフィスの生産性が低い
  • 弁護士の月の労働時間
    • 400時間
  • 工場と法律事務所で、働き方が違いすぎる

法務が抱えてきた問題と、目指すビジョン

  • 情報を探す手間
    • 情報のジャストインタイム
  • 個々人の作業の不可視性
    • 管理なきマネジメント
  • 作業手順の属人性
    • ナレッジベースのマネージドサービス化

AIaaS: AI x SaaSを可能にするビジネスモデル

  • 複数社への提供が前提
  • 自然言語処理・深層学習・技術の応用が必須
  • 受託開発では運用が困難

目標

  • 2025年までに、日本の法務の生産性を世界一に。

Session5: 『失敗をデザインする』

ラクスル株式会社CTO 泉 雄介

自己紹介

ラクスル

  • ネット印刷のラクスル
    • 印刷会社を束ねて、ユーザーは安く印刷を利用
  • ネット配送のハコベ

「失敗をデザインする」

  • ソフトウェア開発は安くない
  • むしろ、非常にお金がかかる事業
  • 「何を開発するのか」=投資判断
  • 失敗をすることを前提としたプロダクト開発

ラクスルのツラミ

  • 生身のユーザーになれない
  • 現場にソフトウェアを使ってもらうことは、想像以上に難しい
  • ドメインロジックが複雑
    • たとえば、物流の混載のロジック
    • 奥が深い上に、前例も無い

失敗の歴史

  • 年賀状アプリを外す
  • ビジネスチックデザインにして、CVRガタ落ち
  • 荷主向けアプリをリリースしてから、ほとんどPCしか使っていないことに気づく
  • 30商品追加して売れずじまい

Disinvestment

  • 「リリースしてから失敗に気づいても遅いんです。」
  • 出す前にとことん失敗すればいい
    • 「失敗のデザイン」
      • 中竹竜二(ラグビー界のコーチのコーチ)
        • 石鹸でヌルヌルしたボールで練習するなど

ラクスルの「失敗のデザイン」

    1. 現場観察・ヒアリング
    2. 仮説は立てず、ファクトを集める
    1. 課題解決の提案と試作品づくり
    2. なるべく破壊しやすいものを作る
    3. "Cheap Failure"
    1. 試作品の検証
    1. 1に戻る
  • どこかのタイミングで、リリース!

ラピッドプロトタイピングを支えるためのツールやプロセス

  • AWSも、簡単に失敗するためのツール

感想

純粋な技術の話だけではなく、その背景にあるビジネスモデルやクライアント業界の特性についても話を聞けたのがすごく面白かったです。 勉強会というとついつい技術の話に偏りがちですが、僕自身もプロダクトの話がすごく好きなので、熱いプロダクト話がたくさん聴けて楽しいひとときでした!

X-Tech JAWSは定期開催しているので、また興味があるトピックがあればぜひ参加してみたいです。

xtechjaws.doorkeeper.jp

プチ炎上から考える、「キャリア選択の足を引っ張るネガティブな意見」を無視するための3つの態度

こんにちは、#しがないラジオパーソナリティのgamiです。

この記事は「#しがないラジオ Advent Calendar 2018」最終日の記事です。 今年も良い1年でした。しがないラジオに関わった全てのみなさん、ありがとうございました。

adventar.org

さて、この記事では、「自分のキャリアは自分で決める」ということの難しさについて考えます。

ブログがプチ炎上した

「F2を辞めた人たちが、いまどんな感じなのかを書く」という尖った趣旨のAdvent Calendarが、Twitterで回ってきました。

adventar.org

まさにそういう発信をバシバシやってる身としては参加せざるを得ませんでした。 5秒くらい考えてから登録ボタンを押しました。

どんなブログを書いたか?

担当日には、「富士通SEを1.5年務めて辞めた結果、得られた3つの手札」というタイトルのブログを書きました。

jumpei-ikegami.hatenablog.com

論旨は以下です。

  • 本音で生きられないし目指すエンジニアとしての価値も上がらないので、1.5年で辞めた
  • とはいえ、富士通に1.5年いたことで、「エンジニア」、「大企業出身」、「SIer出身」という属性を獲得できた
  • こうした属性を組み合わせることで、できるアウトプットの幅が格段に広がった

特に「しがないラジオ」や「完全SIer脱出マニュアル」などのアウトプットは、富士通で得られた属性がなければ成立しないものだったと思います。 同時に、属性の近さによって多くの人と知り合うことができ、さらにそれがTwitterやオフ会を通じてコミュニティとして成立するまでになりました。 もちろん、多くのゲストの方、リスナーの方、読者の方のおかげです。ただ、その大きな流れを引き起こすきっかけを作れたことはとても誇らしく思っています。

どんな反応が来たか?

ぶっちゃけAdvent Calendar向けにさらっと書いたブログだったのですが、タイトルがタイトルなので、はてブが300近く付いてコメントも結構付きました。 もちろん好意的なコメントもたくさんありました。

しかし、以下のように1.5年で辞めたことに対して否定的なコメントも多く、そうしたコメントにも多くのスターが集まってプチ炎上の様相を呈していました。

  • 「1.5年で元SIerと言われましても」
  • 「わずか1.5年で得られた手札か」

こうした否定的なコメントに多数の賛同が集まること自体が非常に興味深く、考えさせられました。

今回のようなケースに限らず、「自分のキャリア選択に対して周囲の人から否定的な意見が寄せられる」という構図は多いと思います。 たとえば以下です。

  • 上場していない会社に就職しようとしたら、「安定した会社にしろ」と親に止められた(いわゆる親ブロック)
  • 転職しようとしたら、上司に「お前はどこに行っても活躍できない」と罵倒された

考えてみたいこと

そこで、「楽しく働くことを目指す人が、キャリア選択に関するネガティブな反応にどう対処すべきか」について考えてみたいと思いました。

きっと適切な心構えがないと、「楽しく働く」可能性の芽は摘まれ、この社会はどんどんつまらなくなってしまうように感じたからです。 大人が仕事を楽しんでいないと、それを見ている子供も未来に希望をもてないかもしれません。

楽しく働くためのキャリア選択をする人に求められる態度

外野の意見の裏側にある「感情を想像」し、「違いを明確」にし、「無視」する

基本的な態度は、「外野の意見は無視する」でいいと思います。 あなた以外の誰も、あなたの人生に責任を取ってはくれません。

宙船」でも聴いて頑張りましょう。中島みゆきの歌詞が沁みます。

感情を想像する

ただ、単純に無視するというのも難しいことが多いと思います。 たとえば以下のケース。

  • 不条理にイライラして、無視できるレベルを超えている
  • 親や配偶者など、相手が直接のステークホルダーである

そんなときは、その発言の裏側にある感情を想像してみます。

たとえば「1.5年で元SIerと言われましても」という批判コメントを題材に考えます。その背景には以下のような感情があるかもしれません。

  • 一般的に、新卒で入った会社は最低でも3年間いた方がキャリアが広がると、心から信じ心配している
  • SIerですでに20年働いていて、その業務の奥深さが理解されていないと感じ、憤っている
  • 転職が一般的になった時代の自由さに対して、妬ましく思っている

こうしたマイナスの感情に思いを寄せることで、不条理に感じる気持ちが少し癒されます。 「確かに同じ立場だったら自分も似たようなことを思ったかもな」と理解できるからです。

たとえば、僕がポッドキャストを始めたころに「ポッドキャストやってるんですよー」と言うと、相手からはちょっとバカにしたような反応が返ってくることが多かったです。 そんなときはちょっとイラっとしました。 ただし、もし自分がポッドキャストを全く聴いたことがない状態で、友人が「ポッドキャストやってるんですよー」と言ってきたらなんと言ったでしょう? きっと僕は「それって売れないYouTuberみたいなもの?」と小馬鹿にしてイジったでしょう。

誰もが立場によっては誰かの足を引っ張る側に回るし、誰もが相手の感情なんてそんなに考えてないです。 「敵と味方」 のように二分してしまうのではなく、想像力を触媒としてその間を溶かしてあげる方が、イライラしなくてオススメです。

この辺りのトピックについては、以下の本が非常にオススメです。 特に、犯罪者の心理に詳しい著者が「自分も事故を起こしたときは、相手の気持ちなんて全く考えず自分勝手な思考に捉われてしまう」と告白する部分がフェアですごく好きです。

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

違いを明確にする

意見や思いがズレる原因の多くは、立場や見えている景色が違うことです。 たとえば以下の違いからくるものです。

  • 「持っている情報の量や質」を左右する違い
    • 年齢の違い
    • 所属していたコミュニティの違い
  • 「判断基準」を左右する違い
    • 会社や家族の中での役割の違い
    • 個人としてのキャラ付け(ブランディング)の違い

その違いを理解することで、「立脚点が違うから否定されるんだ」ということに納得します。

「もっと安定した会社で働け」という発言をした親には、単純に「事業が安定していることと個人としての楽しさには必ずしも相関がないこと」や、「上場企業なら安定しているとは限らないこと」に対する知識や実感が足りないかもしれません。

「お前はどこに行っても活躍できない」と罵倒した上司は、「部下が辞めることで自分の評価が下がる」という事態を避けることを最優先にしているかもしれません。

「1.5年で元SIerと言われましても」と発言した人は、「1年間でできると思っていること」や「人生における1年間の価値」が僕とは全然違うかもしれません。あるいは、「ネットに上がってきたトピックを面白く消費すること」に対するプライオリティが高いかもしれません。

違いがわかると、「立脚点が全然違う意見は無視しよう」と、ドライに考えられるようになります。

話し合いが必要な場合は?

上司やネット上の意見は無視すればいいですが、親や配偶者であればそうもいかないかもしれません。 幸い僕は家族にキャリア選択を反対されたことは無いので、どうすればいいかを実体験を持って語ることはできません。

想像で話すと、否定する裏側にある思いを全て吐き出させて、その思いに共感し寄り添うのが大事かなーと思います。 頭の中身を吐き出して空っぽにしてからじゃないと、別の意見を入れる余地が空かないからです。

ただし、「情報の量や質が違う」という事実はどうしようもなく、心からお互いにわかり合うということは不可能です。 なので、最後はポジティブな意味で無視して自分で決め、信じて任せてもらうしかないと思います。

似たような話が書いてある記事を見つけました。

diamond.jp

「転職の思考法」という書籍の筆者の方が書いた記事みたいです。 この本は読んだことありませんが、良い評判を聞いたことがある気がするので、参考になるかも。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

自分と似た境遇を生きてきた人の意見を優先する

もちろん、キャリア選択に対する世の中の否定的な意見にも、参考に取り入れた方がいいものもあるでしょう。

  • その会社はいい噂を聞かないから、入るのはやめた方がいい
  • ○○をやりたいなら、××をやってるその会社には行かない方がいい

玉石混交な意見から、本当に役に立つものを選び取るにはどうすればいいでしょう? そのためには、「自分と似た境遇を生きてきた人の意見を優先する」という戦略が重要です。

全ての意見は、その発言者の経歴や経験が偏っているのと同様に、どこか偏っています。 たとえば僕の発言も、僕の経歴や経験から来る生存者バイアスで歪んでいるはずです。 どこかの誰かにとっては全く参考にするべきではない意見かもしれません。 きっと、僕の意見は以下のような属性に引っ張られているはずです。

  • 1990年代生まれ
  • 東大卒
  • 大企業出身
  • エンジニア
  • SIerからベンチャーへの転職に成功した

そのため、たとえば現時点で50代の人には全く参考にならないかもしれないし、エンジニア以外には全然当てはまらないことを言っているかもしれません。 こうした「生きてきた境遇の違いからくる現在の状況の違い」を差し引いて考える必要があります。

コミュニティなどを通じて自分と似たような属性の人とつながることで、より価値のある意見を多く受けられるはずです。 「しがないラジオ」も、「自分と属性の近い人たちのコミュニティだ」と思ってくれる人のために、価値を提供できるコミュニティであるといいなあと思います。

「世代間の争い」

様々な違いの中で、最も大きなものが「世代」の違いだと考えています。 単位時間当たりに手に入る「情報の量」や「繋がれる人の数」が爆発的に増えていく中で、世代間の情報格差は信じられないほど広がっています。 僕自身、一世代下の人たちの文化や考え方に付いていけていないと感じることが頻繁にあります。 同時に、自分より若い人たちの仕事上での優秀さに、焦りを感じることもしょっちゅうです。

また、世代毎に何かの価値判断をするときの「判断基準」も大きく変わると思います。 あと20年しか生きない人に「未来への投資のために云々」と言ってもピンとこないかもしれません。 若い世代は、これからどんどんリスクを取ってレバレッジを効かせられます。 逆に言えば、「あと50年以上楽しく生き続けよう」と本気で考えたら、今から色々と仕掛けてスキルや経験や実績を積まないといけません。

僕はベンチャーに転職して、仕事中もずっと本音で生きられるようになりました。  その1つの要因が、近い世代の人が多くいる場所に移ったことだと考えます。 もはや、「これまでの世代が作った常識を、現代に合うように作り変えていく」という「世代間の争い」を、公私ともにやっているという感覚すらあります。 この点に関しては、以前「クソみたいな当たり前を壊すことが、ベンチャーに関わる楽しさである」という趣旨のLTをしました。

speakerdeck.com

「価値が届いた実績」が自分を癒す

変わったキャリアを選択したり、ユニークなチャレンジをしようとしたりするほど、周りからの「そんなの無理でしょ」という意見に晒されます。 そんな否定的な意見に晒され続けて、心が荒むこともあるでしょう。

ネガティブな反応に心を左右されなくするための一番の方法は、「価値が届いた実績」を積み重ねることです。 「やっぱりそんな仕事やらない方がいい」と言われても、「あなたは知らないかもしれないが、実際に私の仕事に対してユニークな価値を感じてくれる人がいるのだ」という実感があれば、自信をもって無視することができるでしょう。

たとえば僕は「わずか1.5年で得られた手札か」というコメントを見たときも、全然気になりませんでした。 それは、「わずか1.5年」でSIerを辞めたことで可能になったアウトプットが、「人生が変わるきっかけになりました」というポジティブな反応をたくさんもらえるほどの価値を生んだことを知っているからです。 「しがないラジオ」や「完全SIer脱出マニュアル」をきっかけにして、実際に転職をしたり、エンジニアとしてのアウトプットやつながりを増やしたり、楽しく働ける人が増えているという実感があるからです。

「完全SIer脱出マニュアル」が技術書典5で売れたときの感動については、以下のLT資料に書きました。

esa-pages.io

また、「わかばちゃんシリーズ」で有名な湊川あいさん(@llminatoll)も、「書籍化目指します!」というチャレンジに対するネガティブな反応についてマンガで描いています。

会社の中での仕事においても、会社の中で「自分にしか生み出せない価値」を発揮できた実績を積み重ねていくことで、「自分はここにいていいのだ」という自信を強くもつことができます。

このように、実際に「価値が届いた実績」を積み上げていくことで、自分をネガティブな反応から守る「最強の盾」をつくることができます。 また、感謝の言葉を言われると、これまでの苦労や心労がどんどん癒されていきます。 言い換えると、「『世間体』よりも実際に自分や周りの人が感じた『価値』を大事にする」ことで、次第に世間体は気にならなくなっていきます。

自分で決めてない選択は、反省すらできない

ここまで、「楽しく働くことを目指す人が、キャリア選択に関するネガティブな反応にどう対処すべきか」について考えてみました。

まとめると以下です。

  • 外野の意見は、「感情を想像」し、「違いを明確」にした上で、「無視」する
    • そうすることで、イライラせずにちゃんと無視できる
  • 多くの意見の中からは、「自分と似た境遇を生きてきた人の意見」を優先する
    • 特に、同じ世代を生きている人と共に戦う
  • 「価値が届いた実績」を積み上げることで、ネガティブな反応から自分を守り癒せる

では、逆に「納得できないまま、周囲の意見に左右された決断をしてしまった」場合、どうなるでしょうか? そのような決断の一番の問題点は、「仮に失敗したとしても、自分の失敗として反省できない」ことです。

多くの人は、キャリア選択の中で失敗を繰り返しながら、より楽しくなる方向に舵を切っていきます。 僕自身、公務員試験に落ちて就職浪人したり、自分と合わない会社に新卒で入ってしまったり、多くの失敗を繰り返してきました。 しかし、それらは全て自分がそのときの最大限の努力をもって選んだ道でした。 それが失敗だとわかった時点で、自分にどんな情報が足りなくて、どんな思い違いをしていたのか、「自分事」として反省することができました。

もしも、たとえば「親から言われたから」という理由でキャリア選択をしてしまったら、その失敗を親のせいにするはずです。 「自分は悪くない」という言い訳に使える材料がある以上は、人は易きに流れます。 自分自身の落ち度として反省はせず、失敗を自分の糧にすることができません。 次に大きなキャリアの選択をするときも、リスクをとって正しい選択をする能力は一向に上がっていきません。

自分の思うようにキャリアをコントロールするためには、「自分で決めた」と言える決断を積み重ね、またその決断が失敗だったときも過去の決断を「失敗だ」と自分で断定していく作業が必要になります。 自ら主体的に決断と失敗を繰り返すことで、初めて「自分」にその経験値が蓄積されていきます。

「失敗したらどうする」というネガティブな反応がよくありますが、「ちゃんと『失敗』できないこと」以上に無駄なことは無いのです。

他の誰も、「私の人生」を代わりに生きてくれる訳ではありません。 「私」が生きるしかない「私の人生」は、自分の責任において楽しい方向に引っ張っていくしかないのです。

楽しく働き続けられる場所は、きっとあります。 ネガティブな意見に負けずに、頑張ってつくっていきましょう!