「エンジニア転職の今〜転職ブログと本音〜 Engineer Next Lab #4」で最近のエンジニア転職について学んできた
こんにちは、gamiと申します。 ポッドキャスト「しがないラジオ」の配信をしたり、「完全SIer脱出マニュアル」という刺されそうなタイトルの本を出しています。
2019年4月25日(木)に、Findyさん主催の「エンジニア転職の今〜転職ブログと本音〜 Engineer Next Lab #4」というイベントに参加してきました。
モデレーターであるFindyの筋肉CTOこと「まさたん」さんは、以前しがないラジオにゲストで出ていただいたこともあります。
また、「こにふぁー」さんは、yomefmというポッドキャストを配信しており、リスナーとして知っていました。
「ばんくし」さんもTwitterで有名人なので、ほぼミーハー心を満たすことをモチベーションに参加しました。
セッションのメモ
(セッションは、ブログには書けない内容も話していたので、以下のメモは一部内容がカットされていますw)
パネルディスカッション「エンジニア転職の今 ~ブログ記事と本音〜」
自己紹介
- こにふぁーさん
- 転職ブログはあんまり書いてない
- ばんくしさん
- この中で一番フォロワーが多いです(イキり)
会場への質問
- 転職活動してる人は?
- 4割くらい
- 転職ブログを書いたことがある人は?
- 数名
過去の転職活動の軸
- これまでの軸(こにふぁー)
- 1社目
- 給料が結構高かった
- お金は貰えても、つまらなくなってきた
- 2社目
- 年収を下げて楽しい仕事に振り切った
- 人が少ない
- 技術的には成長しにくかった
- CtoC
- だんだんお金が無くなってきて、お金も加味するようにした
- 3社目: Quipper
- 大きめの会社で、技術的に成長
- 4社目: Kyash
- 直感で決めた
- 1社目
- 結局、サービスに対する思い入れが大事(こにふぁー)
- ライフプランに左右されている(ばんくし)
- 機械学習は高専時代からやっているので、年数でいうと7年目とか(ばんくし)
- 業界が長いので知見があり、年収を上げやすい
- 機械学習で年収を上げるくらいの軸で、ライフプランに応じた転職をしてきた
転職活動の悩み事をどう解消してきたか?
- 2社目を辞めるとき、それを切り出すに躊躇した(こにふぁー)
- 友達や奥さんに相談し、「自分の人生だし」と決意した
- Twitterの裏垢があり、嫌なことがあったら全て書いている
- 良いことがあったとき、裏垢も見て公平にジャッジする
- 各社の人事が欲しい情報が書いてあるのでは?w(ばんくし)
- 常に、よく考えて決めている(こにふぁー)
- 会社と合わないことがあったら悩む(ばんくし)
- もっと言うと、働いてみないとわからない(こにふぁー)
- 今の会社も、「最初は業務委託で関わりたい」と言ったら快諾してくれた
- まず働いてみるというのも、選択肢としてありになってきた
- とりあえずフリーランスで関わってみるという人も、確かにいる(まさたん)
なぜ転職についてブログなどで発信しているのか?
- ロールモデルがインターネット上にあってほしいから(ばんくし)
- 現職については結構書いている(こにふぁー)
- 理由は、やはり採用に効くから
- 逆に退職については書いていない
- 感情が高ぶった状態で書くのが嫌だ
- それをはてなブログで細部をつっこまれないように書くのが難しい
- 入社ブログを書かないのは、すぐに辞める可能性があるのと、まだよく知らないから
- 裏ブログは無いんですか?(まさたん)
- 無いですw(こにふぁー)
- はてブの的外れなコメントにムカつかないコツは?(まさたん)
転職後ブログと今で感じる差分や変化は?
- ネガティブな差分があるなら、転職してない(ばんくし)
- Yahoo!などは批判を受けやすい会社だが、織り込み済みなので特に気にしてない
- ポジティブな差分としては、「近くで働いてるから会おう」と言ってくれる人が増えること(ばんくし)
- 確かに、良いつながりはできました(こにふぁー)
40代50代以降のキャリアプランについて想像してますか?(会場からの質問)
- あまり考えていない(こにふぁー)
- 世界旅行したいねーと嫁と話しているくらい
- 技術でいくかマネジメントでいくかは、少し考える
- 今はマネジメントに寄せている
- 自分は、明確にある(ばんくし)
- 尊敬するエンジニアが何人かいる
- エムスリーの西場さん、メルカリのトガシさん、SanSanのシマさんなど
- 開発、企画、運用など全てできるエンジニアになりたいと思っていて、それに向かって頑張っている
- 尊敬するエンジニアが何人かいる
転職は何歳までできると思いますか?(会場からの質問)
- マインド次第だと思う(まさたん)
- ガツガツなんでも取り組むマインドが重要
- Tech Leadなど役職やロールをきちんと持っている人の方が、転職しやすい印象はある
- そうじゃないと、価値を出しにくい
- エンジニアに限らない話でいうと、40代50代の人と一緒に働いていて、転職はできるという感覚はある(こにふぁー)
- Droid KaigiにきていたGoogleのシニアなエンジニアは、現役でコードを書いていて、どこからでも声がかかりそう
年収を公開したあとの反応は?(会場からの質問)
- もっとあげますとか、役職つけますという話があった(ばんくし)
- 転職1日目に「CTOになりませんか?」という連絡が来たりするw
- 自分のリサーチ不足だったなと反省はするが、そこはしょうがないと諦める
Twitter転職でカジュアルに希望年収を公開する人へのエールは?(会場からの質問)
- 年収については、以下が全く相関しない(ばんくし)
- 「自分の希望/会社の成長/この人はこのくらいもらってほしいという周りからの希望」
- 自分のライフステージを加味して、それに応じた年収を出せるほど成長している会社を探せばいいと思う
- 年収に関する周りからの意見は、無視すればいいと思う
- 「儲かっている会社は、かなりの年収が出せる」という感覚がある
- 確かに、儲かっている業界の方が年収を出しやすいという話はFindyでもよくしている(まさたん)
- 今の会社に入るときに給与交渉しましたか?(こにふぁー)
今後転職をするときに考えた方がいいこと
- 負い目を感じても、まずやることが大事(ばんくし)
- 気になったら、話を聞きに行こう
- カジュアル面談から選考に乗ってしまう恐れがあっても、あのGoogleでも1年たてばまた選考を受けられる
- タイミングと自分の転職したい意志とが合ったときに、転職は発生する
- 受かってから決めるのも大事
- 受からないと、向こうからの評価はわからない
- 自分の市場価値を見るだけでもやってみよう
- 今考えていることを何かしら発信すると、いいことある(こにふぁー)
- 採用する側としては、どういう人なのかを判断するとき、ブログがあるとすごく便利
- 今やっていることを書いていくと、いつか転職するときに有利になるはず
「いろんな企業に転職してみて」 by Ubie株式会社 shirajiさん
自己紹介
- しらじ
- 5社経験してきた
- 規模がバラバラ
Ubie
- 来月で2年のスタートアップ
- AI問診
- Dr.Ubie
注意
- あくまでも個人的な見解です
中規模の会社(100人くらい)をおすすめしたい人
- 専門性を模索中
- 幅広く経験を積みたい
- ある程度の安定性とSO
大規模の会社(1,.000人くらい)をおすすめしたい人
- アクセス数、データが圧倒的
- チューニングしたい人、データを使って仕事したい人
- 著名な人と働けるチャンスも
- 新規事業や海外事業にチャレンジできるかも
大企業をおすすめしたい人
- 圧倒的安定性
- 年収、福利厚生
- 仕事がそんなにできない人でも結構年収が上がる
- 調整やマネジメントが得意
- 世間の人からの見る目が変わる
スタートアップをおすすめしたい人
- 突破力、自走力があり、当事者意識が強い
- 臨機応変な対応が得意
- 組織作りしたい
- 一発当てたい
自分にとって何が重要か
- 自分の場合は、「圧倒的な熱意を持った会社で働きたい」という思いがある
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- Ubieでは、いろんないろんなポジションの人を募集しています!
「転職するときに考えた2つの軸」 by ファインディ株式会社 kaacunさん
自己紹介
- 大原和人
- Findyのプロダクト開発を担当
- サウナにハマっている
1社目入社
- Webサービスが作りたい
- ビジョンに共感し、某ネットメディア運営企業に入社
- 「個人の時代が来る」という話に興味を持った
- インフラ、DevOpsを3年
- サービス開発、プロジェクトマネジメントを1年
- 技術基盤グループを1.5年
転職を考え始めたきっかけ
- インフラ改善系の仕事などが多くなってきた
- 技術的負債の返済
- 開発とビジネスの分断で、社内受託化してきた
- 自分ごと化しにくい状況へ
考えたこと
- 何に貢献したいのか?
- わからないので、スタートアップで副業をやってみた
- 不動産サービスの立ち上げ
- 事業に興味を持てなかった
- グルメサービス
- クローズ...
- 副業マッチングサービス
- 「個人の支援」みたいなテーマに興味を持った
- 不動産サービスの立ち上げ
- わからないので、スタートアップで副業をやってみた
- どう貢献したいのか?
- 事業にコミットできるエンジニアになりたい
- グロースハックやプロダクトマネージャーの盛り上がり
- エンジニアが事業やプロダクトを見ていくのも重要になっていく
- 「器用貧乏でなんでもやりたい人」
転職活動で意識していたこと
- ビジョン
- トップ層の技術理解
- 開発の進め方
- エンジニアのビジネスへの意識
Findyに入社した理由
- 取り組みたいテーマにかなり近かった
- 働き方を自由に
- エンジニアドリブンな組織作りができそう
- 山田は三菱重工出身
転職してみて
- 良い会社だった
- 技術へのリスペクト、ユーザ目線、働き方の柔軟性
- プロダクトをマネジメントする難しさに直面
- 一気に見る領域が増えた
- 施策を考えるのと実行するのとでは、頭の使い方が全く違う
- ユーザからのフィードバックが力になります
宣伝
- Findyで一緒に働きませんか?
感想
エンジニア転職について、年収周りも含めてかなり生々しい話を聞くことができて、最高でした。 また、まさたんさんがたまにぶっこむ無茶振りが面白かったです。
Findyさんはエンジニア転職に関するイベントを定期的にやっているようなので、ぜひまた参加したいと思います!