がみぶろ

@jumpei_ikegami

『マンガでわかるDocker』を読んでDocker初心者がDockerがもっと好きになった話

f:id:jumpei_ikegami:20180424083652p:plain #しがないラジオパーソナリティのgamiです。

2018/04/22(日)に、秋葉原UDXで開催された技術書典4に行って来ました!

techbookfest.org

今回は、戦利品の1つである『マンガでわかるDocker』の感想を書きます。

llminatoll.booth.pm

なんと技術書典の1日間で冊子とダウンロードカード合わせて600部を売り上げる大盛況で、待機列が伸びすぎてサークルスペースが非常口近くに移動になったという伝説が爆誕したそうです。 note.mu

ちなみに、著者である湊川あいさんは、前にしがないラジオのゲストとしてご出演いただいたことがあります。

この本のレベル感

冒頭に、この本のレベル感が以下であることが明記されています。

購入前に読めるページの中に書かれているので、「思っていた内容と違った!」というミスマッチが起こらないような配慮を感じます。 なお、僕はDockerを少し触ったことがあるレベルでしたが、マンガとしても面白く、また知らない情報もあったので、楽しく読むことができました。

Dockerは怖くない!

Dockerを初めて使い始めるわかばちゃんは、こんな感想を持ちます。

  • そもそもDockerがなんなのか全然わからん!
  • せっかく立ち上げたDockerコンテナがすぐに止まっちゃうのなぜ???

これは僕がDockerを使い始めたときに感じたことと全く同じでした。おそらく、著者である湊川さんがDockerを初めて触ったときの気持ちをメモしていて、それを漫画にしたんじゃないかなーと思います。

初心者がある技術に触れるとき、最初に抱いた疑問を解消できないままにしておくと、その技術に対する漠然とした怖さや苦手意識が芽生えてしまいます。この『マンガでわかるDocker』を読むと、最初に抱いた疑問がスッキリ解消されるので、「Dockerは怖くない!」という実感をもってその先の学習に進めるようになっています。

デーモンは悪魔じゃない!

プログラミングをしていると、よく「デーモン」と呼ばれるプログラムが登場します。Dockerにも「Dockerデーモン」と呼ばれるプログラムがあります。 僕はずっと「悪魔」だと思ってたのですが、「悪魔じゃないよ!」ということが書かれていて、衝撃を受けました!

Wikipediaによると、「daemonは目には見えないが常に側にいて、その意志を働かせている何ものか」だそうです。 daemonはdemonの古い綴りらしいので元は同じ単語のようですが、守護神だと思った方が怖くないのでお得ですね。

複雑なものをキャラ化することの価値

湊川さんのマンガでは、プログラミング言語やプログラムがキャラ化されることが多くあります。

わかばちゃんシリーズのHTMLちゃんなどがその例です。

わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本

わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本

今回も、Dockerデーモンというクジラのゆるキャラ的なキャラクターが登場します。

Dockerデーモンについても、$ docker run hello-worldというコマンドを実行すると返ってくる味気ない標準出力の裏で、Dockerデーモンさんが裏でせっせと働いている光景を想像できるようになります。

複雑なものや怖そうなものを、キャラ化して親近感を抱きやすくする効果は、マンガならではの価値だなーと思いました。

「怖くない!便利!」から始まる学習

この『マンガでわかるDocker』を通じて、ある技術を初めて触る人には、以下を伝えることが大事だなーということに気付きました。

  • ○○は怖くない!
  • ○○を使えると、こんなに便利!

単に仕様が羅列してあるようなドキュメントを初心者が見てしまうと、「なんか怖そう...」とか「何に使えるのかわからないから別に勉強しなくてもいいか...」となって挫折しがちです。 苦手意識をもったままその技術に触れ続けていても、楽しく勉強できないので、学習コストはあまり下がりません。

逆に、「怖くない!便利!」という感覚を最初からもてると、楽しみながらどんどん学べるようになる気がします。

湊川さんの「学習コストを極限まで下げたい!」という思いについては、弊ポッドキャスト「しがないラジオ」にご出演いただいたときにも熱弁していただきました.

「Docker怖いけど学びたい!」という人は、ぜひ読んでみてください!

llminatoll.booth.pm